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2005/07/10

2004年最後の戦い・ロードスター最速王決定戦:その1

ロードスター最速王決定戦とは、文字通りその日ロードスターで最も最速であり、そして最も最速のドライバーを決めるレースです。 回が進むにつれこの舞台から去る仲間も入れば、新規参入してくる仲間もいます。
この最速王決定戦を主催するシーズスピードさん。
1年に2回、俺たちの欲求と欲望、そして勲章の為にこの様な素晴らしいステージを用意してくれてるんです。 シーズスピードさんに心から感謝したいと思います!

我がイエローバード号が参加しているクラスはデモカークラスで、いわゆるDクラスと呼ばれています。ディーじゃなくて、デーね、デー。 本来、細かいクラス分け・レギュレーションが有るんですけど、いつも参加しているクラスがDクラスであるがゆえ、 (デーね)ってもぅえーちゅーのっ!

他のクラスのレギュレーションまで今一把握してません笑)
<詳しくはシーズスピードさんのホームページを見てください>

ただDクラスに限ってはSタイヤ以外何でも有り!という単純明解でメッチャ、わかり易い。だからこのクラスにした訳じゃないんだけど、 気づいた時にはこのクラスでしか参加が認められないまでの仕様にすでにマシンがそうなっていたというのも事実・・・。
それゆえにDクラス参加車両の凄まじさは、毎回回を重ねるごとに目を見張るものがありましてね、 オーバーフェンダーは今や当たりまえだのクラッカー。(オヤジギャグ)最近じゃロータリーターボやナイトロを搭載したマシンもいて、 その日パドックは個性溢れるマシンが勢揃い。
ロードスターでこんな事もあんな事も出来るんですよ!というチューニングの方向性も見え、予選前のパドックはそりゃ、大賑わい。 個性という言葉が出たところで一言。

拘りというのが誰しもあると思いますが、その拘りこそが個性のあるマシンだと周りは見てくれます。お客さんみんなの車も十人十色。 こーいったサーキットに集まるマシンもそれぞれ拘りがあり、個性があるんです。

IMG001

我がイエローバード号にも勿論!個性・拘りがあります。

それはナロートレッド、そしてキャブ。

突き詰めればナローだって十分戦える。(と言い聞かせた時期もあったが(笑))でも、事実。キャブだって4スロに負けてませんしね。

バーフェンによるコーナー進入時、旋回中の安定感は理屈から考えても納得できます。
「であれば、こっちはナローで勝負するぜ!」これがいつの日か拘りになってしまったし、時代じゃないと言われても「キャブで勝負する!」 といつの日かこれも拘りになった訳で。他がどんなアプローチの仕方でも批判もしませんし否定もしません。だって、 それがそれぞれエントラントみんなの拘りだと思う。
拘ってんだったらその道をとことん極めたいしね。

こうしてDクラスに集まってくるモンスターマシン達。
世間一般から見れば"あれぇー変?な車"達なんですけど、このモンスターマシン達でさえ1台1台歴史が、情が、そして面入れが、 有る訳なんですねぇ~~。
言うなれば、ロードスターを所有するオーナー皆さん達と、気持ちは同じなんですよねぇ~。一つ気掛かりなのは、 このイベントのレベルが行き過ぎてること。笑)
タイムもそうなんですが、楽しい面白かったの次元を超えてます、ハッキリ言って笑)確かにこういう場だからこそ、その車の実力、 そしてメカニックの技術、ドライバーの技量が試される訳なんですが、それがあまりにも一般的ではなくなって来てしまっている。 一番の問題はやっぱりお金。

ゆえにDクラス以外のエントラントの少なさには、 今最速王に参加している1エントラントの一人としてこのまま衰退を辿って行ってしまわならなければ良いのだが…と懸念さえしてしまう。 興味を持ち、そして参加してくるマシンやドライバーがどんどん増えないことには、 この様な場を提供してくれるシーズさんにとってもメリットは無い訳。
そうならない為にも考えなければ行けない課題が(クラス分けにしても)山積みなのも事実です。

IMG003

現実問題お金はかかります。
メンテするにもチューニングするにもセットアップするにもお金はかかる。それはどんなレースだって一緒。
N1だって、N-0だって、NR-Aだって。ミミズだって~オケラだって~あめんぼだ~ってって、関係ないですね(爆)でも、 その大前提は一緒なんです。

サーキットで0,1秒でも速く走るためにみんなお金を注ぎ、知恵を注ぎ、情熱を注ぐ。 そして一生懸命働く!笑)ショップもプライベーターさんも同じなのです。

レギュレーションに縛られない、拘りのマシン、目標タイム、そして競い合い。 こんな開放感のあるレースなんて他には無い!でも金はかかりますよ・・・苦笑)
でも、何なんだろ・・・ここまで惹かれる理由とは。おそらく皆さんその場に入ればきっとわかると思います。
一度見に来られるといいと思いますが、年末なんですよねぇ~残念っ!

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