レースのメンテ
おやぢレーシング特攻隊長の大市民号のメンテをする。
来週はいよいよN-ZEROレースがある為と、前々から分かってた
シールの劣化で、今回4輪すべてのブレーキオーバーホールを
行ったわけ。通常オーバーホールすると高い確率でキャリパ―
内のピストンが、錆びや虫食いでお亡くなりになられている
ケースが多いのだが、大市民号は車両の保管状態がいいので、
中身は助かった。よかったよかった・・・
その後一度納車したのだがそれから数日後ブレーキから振動を
起こすようになる。
原因を探る。
その前に大市民号はタイヤを新品に交換し、今まで16インチだった
ホイールを15インチにインチダウン・・・
これがこのあと問題を引き起こす事になるとは。
静かになったロードノイズは今まで気にしていなかった音が
聞こえるようになった。『異音』である。
すべての車輪の回転部分から『ウォ~~~~~』と唸り音
右や左へと舵を当てると、『カキッ!』という耳慣れない音も。
大方ハブと睨み点検した所、ガタも出ていた為、即!交換
大市民号は走行距離自体、47000kmではあるがその大半はサーキット走行。通常の使い方よりも部品への負荷のかかり方は
勿論大きい。これが初めてのハブ交換となりました。
ま、持った方でしょ。
後リアも出てるんですけどね・・・
ま、これは予算の関係で次回に廻すこととなった(笑)
その後、振動の原因としてローターも上げられる。
ダイヤルゲージを用いて、ローター振れの点検をした。
装着されていた某スリット入りローターも大きく歪み
勿論こちらも交換となった
予算の都合でディスクローターは中古のノーマルを使う。
これで振動は消えた。よかったよかった。
ところがここで新たな問題が・・・
『車高』である。
預かり中、メカニックが『大市民号、車高低くね?』
工場の水平が出ている場所で計ってみると・・・
アウト!
思いっきり9cm切ってました。確実に5mm足りないのだ・・・
んーーーーーーーーーー5mm、微妙だ。
どうする?
でも、そもそも何で9cm無いのか?が疑問だ。
先日まで問題なかったのに(?~?)
そ、よくよく考えると15インチに戻した事で外径が小さくなり車高が
落ちたと言う事が判明。大市民号は全高調整式のショックでは
無いので、『じゃ、どうして車高を上げようか?』と悩む。
これ以上プリはかけたくない。
が、車高は上げたい・・・ではどうしたか?
答えはこうだ。
大市民号はアッパーマウントをノガミさんところのハイアッパーに
してあったのだが、このアッパーが30mm持ち上がってる為に
車高が確保できていなかった。
なので元々のアッパー(左側)を右のアッパーのように
立ち上げを少なく加工し、車高上げに成功。
んが、これはあくまでも大市民号の車両だから、と言う事。
個体によってはこのような事をしなくても純粋にノガミさんの
アッパーでクリア出来る車両もありますからね。
これだけは言っておきます。
完成!!!
リフトに上がってる最中、STAGE・NB二寸管を見上げる。
ほすぃ~~~(笑)ちーたんに.....
と、言う事で
こんな感じになりました。
これなら文句は言われまい!(笑)
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