個性
確認しておきたかった事があったんだ・・・
STAGEの田畑さんとはそんな事、何も言わなくても
お互い通じ合ってたんだから笑える。
『んで、ストリートはどうなのよ?』って話。
STAGEのKONI車高調のNC用は以前からのダイアリー
で開発状況が公表され、物凄く興味が有った。
DFVと乗り比べる絶好のチャンスだ。
STAGE・KONIのバネレートはFr8k Rr5k
DFVより前後1kずつ硬い仕様である(DFVは7k 5k)
取材終了後、お互いのNCを取り替えサーキット外へと飛び出して
試乗してみた。
STAGE・NC1001号に乗り込む。
まずシートの感じが中々良い。STAGEオリジナルエスケレートが
心地良く体を包み込んでくれる。気持ちが良い。
アイポイントも遠くも近くも見て取れる安心ポジション。
クラッチを踏み、セルを廻す。
キュキューン
ギアを1速に入れる。
カチ!!
おっ!田畑さんのギアリングの優しさがその入り具合で感じ取れた。
そしてゆっくりクラッチを繋いでサスの初期の動きをキャッチする。
おぉ!!
優しい、優しいぞ、この当りの優しさはまさに・・・あれ(笑)
まず筑波1000の出入り口には大きな段差がある。
タイヤはダンロップの215の40・・・
コトッ!
プッ
まんまチョコバナナやん!
(NAチョコバナナC溝ノーマルか、5mm上で組んだような乗り味・・・
って言っても田畑さんにしか通じないか?)
『いさぢさん、ブレーキ初期利かねーから』
と言われてたのでそっとブレーキに足をかけてみる。
ガンッ!ギューーーーーーーーーーー
ではなく、スゥーーーーーーゥギュ、と言った感じ。
まんまNA風なのである。
何か、オーナーの気持ちと方向性がハッキリしたデモカーだな~
確かに乗ってる車はNCEC、間違いなくNCなんだけどな~
NA乗りだった人がNCに乗り換えてしばらくしてNAが恋しくなり
このSTAGE1001号に乗ったら絶対笑える。
昔を懐かしむ良いチューニングが施されているのである。
凄い。
普通に乗れる。
普通に口笛を吹きながら肘をドアにかけツーリングの楽しさ
オープンエアの気持ち良さが感じれるではないか。
細かい路面の凹凸もコトコトコトと上手く追従し、これなら
助手席の彼女も絶対不満は言わない。
やるな~田畑さぁぁぁぁん。
1個目の信号でUターンするつもりだったのだが、もう少し先まで
走ってしまったよ。
早く製品化しましょう!これは売れると思います。太鼓判押します。
サーキットでも一緒に走りましたが、オープンデフなのにタイムも
パンダとそんなに変わらなかったよ、腕も有るけどね。
でもそこまで走れるよという証にはなりましたね。
で、結果的にDFVもそれ程変わらないという意見で一致。
パンダ号はその時減衰を戻しすぎて、田畑さんに試乗をお願い
した時は少しバタ足だったけど、その後最強から10段戻しで丁度
STAGE・KONIと同じ乗り味になったと思う(笑)
(次回筑波決戦とき、もぅ1回乗ってみてね♪)
でも忘れられないほど柔らかく、適度に踏ん張りがあってしっかり
追従する足でね・・・その後ノーマルタイヤに戻したと聞きましたが
そりゃ、笑えるこっちゃと思いますがね。
勿論1k硬いとは全然感じさせない、いやいや、忘れてしまうほど
良い減衰出してました。
崩さずこのままでいって欲しいな、STAGE1001号・・・
そう思いました、有り難う、田畑さん
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