NC足
暑かったね、
だって今日は蒸したもん。
蒸し暑いと集中力も切れそうですが、今日も
工場の方はフル稼働。
メカニックも戻ってきて通常体制に戻りましたし。
頑張ってやってます!有り難うございます。
蚊に刺されました。こういう時はキンカンの出番です。
キンカン塗って、また塗って♪
そうすると腫れが引くのも早いです。
キンカン最高!
さて昨日、おとといからNCの足回りを弄ったので
ちょっと綴ってみましょう。先日のロード&スターの
取材までは完全吊るしのDFVでアライメントと車高
調整のみで挑みましたが、徐々に慣れるにつれもう少し
レートアップさせてみようか、という事で前後バネレートを
UPしてみました。バネレートは暫定仕様です。
まず気になるのが乗り心地。
レートを上げると乗り心地悪くなるんじゃ?というのは見事に外れ。
今回の場合に至っては全くそんな事無く逆にいい感じなのよね。^^;
それは固い足に慣れてるからなのか?
というと意外にそうじゃないみたいで・・・
DFVは固いレートでも前後中段10ノッチあたりでもしっかり
減衰が追従してくれ、街乗りでも何の問題もなくスムーズに
動いてくれるみたい。それはNCの持つBODY剛性も一役買っている
のだろうが、まぁ初めてNCに乗った時以来、あ~NCって剛性やっぱ
あるんだ、と改めて再認識。ただ中段以下は逆にスプリングの固さが
目立って来てしまう。よってレート上げたら仕様変更ね!と言うように
旨く出来ているのは、間違いない!<懐かしいな
んが!此処で問題発生っっっっ!!!
Wウイッシュボーンなフロントは問題の無いNC。
が問題はリアなのだ。
通常ノーマル形状でもテーパースプリングを採用している
NCなのだが、リアに直巻きバネを持ってくるとマルチリンクの
軌道に対し上下だけではなく斜め前後方向へも動く軌道があり
ショックとスプリングを押さえるシートが競ってしまう事が判明した。
今回ノーマルアッパーに直巻き専用のアダプターを製作して
バネをセットしたわけなのだが・・・・
実はこのアッパーマウントはマルチリンクの動きに対して計算された
形状になっていたわけだ。それはスプリングの座る位置に対して
アッパーマウントとショック本体が垂直になるよう、実はテーパーと
なっていた。あぅぅ・・・
通常外側の円周にノーマルスプリングやDFV吊るしの内径100φの
バネが収まるわけだが今回内径70φの直巻きを持ってきたので
ショックのケースとスプリングシートが干渉してしまうのだ。ゲロゲロ・・・
ここに内径70φは無理があるだろう!とは言わせない。
アッパーもテーパーに削る。
ここまで来たら最後まで諦めないのがJOYFAST流!(笑
では何故そんなに直巻き70φに拘るかっつーとね、
バネがまだ選べられるから。(選択の余地があるって事)
ホントはそれ以上大きい内径で攻められれば良いけど、
70φ以上の直巻きって中々無い。(出てない)
それに70φ以下だと益々クリアランスも厳しい・・・
だから70って訳よ。
もう1つの問題点
ノーマルのショックの先端シャフト径が12に対してDFVは10なので
スペーサーとシャフトの間に2mmの隙間がある。
まずここも専用のスペーサーを作って埋める。
今回はリア車高を最大に下げる為にリアのフェンダーの爪は
思いっきりペッタンコ!に加工。錆び止めも忘れずに。
タイヤサイズもノーマルと同じ外径に合わせました。
ショック下側の取り付けボルト部にも専用のスペーサーを設けました。
ノーマルアッパーの形状と今回装着した直巻。マルチリンクの軌道を
見ながら組んでは動かし、組んでは動かし、再三繰り返されました。
お陰でリアマルチリンクの脱着には慣れました。^^;
これによりどんな荷重がかかろうと動き始めの位置が初期の位置と
なるよう今回調整をしたわけです。これで何処にも負担をかけず
動かせられる。(゚ー゚)(。_。)ウンウン 大成功やね!(^^)v
これでもう一発富士へ行ってきます。
ヌハハハハ
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