こ、こんな事って・・・w
車両はNB2
距離12万㌔です。
リアブレーキの不具合で先日入庫されました。
整備後、お返ししたのですがその後お電話が。
『エンジンが低回転域でバラついて吹けないんですけど』
この時点ではセンサー不良?点火系?
そんな感じでした。
再度入庫してもらって点検。
故障コードも出ていない。
で、火を点検しようとセミダイレクトコイルを抜いたら、オイルが付着。
プラグホール覗いたら、オイルが溜まってるwww
通常であれば『あっ、タペットカバーパッキン終了だね』って疑うとこ。
でもこの車の場合違ってました。
なんとプラグホール壁面に
(ようはシリンダーヘッド)
巣穴が~wwww
お客さんにはご説明しました。
お客さんも色々と思う事、これからの人生設計の話を聞きました。
場合によってはと言うよりも、金銭的に大きな修理費用が掛るので
あれば、車は諦めるしかない。との悲しい事も仰られました。
BP-VEの中古ヘッド探すのだって、新品ヘッド
(値段調べたら20万超えW)に交換するのだってお金が掛るしねw
何とかしてあげたい、っと思うのがロードスター屋としての親心。
そこでドラえもんもポケットから取りだしたのが、デブコン。
デブコンとは金属面に塗るパテで、穴埋め水漏れ脂漏れを補修
するもの。
ま、ケースbyケースですが今回の様な事を考えればこれに勝る物は
無いかと。
デブコンは主剤と硬化剤を混ぜ合わせ、漏れ箇所に塗ります。
施工前は下地処理を行って脱脂したあと本剤を塗布。
完全に硬化するまで1日くらい置きます。
幸いな事に漏れ箇所が壁面の上の方だったので下地処理するにも
工具が入り易いところで良かったです。
術後の経過は今の所問題なさそう。
暫く走ってもらってまた再検査させてもらおう。
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