比較
一寸ウダウダ書きますので、読みたくない人はスル―で(笑)
今日お客さんのKamiru君がJOYFASTデモカーの鈴鹿比較映像を
作って来てくれたので、コマ送りしながら検証してみました。
お題は 205vs235 です。
ま、車の仕様もバネレートも変わってたり、フロントバンパーの
形状だって違ってたり、ドライバーの腕も変わっていたりします
ので一概には言えませんが、とりあえず書いてみます。
タイヤが太い=抵抗=遅いと言うのは間違ってます。
逆に太い方がトラクションが良いのでロスが少なく結果的に
シフトアップも早いです(笑)鈴鹿の1周を見比べて見ていく事に
しました。
まずホームストレート
シケイン立ち上がってから車速の伸び。前半は変わらないけど
4速入ってからは太い方が速いです。
1コーナーから2コーナーは互角。
S字1つ目。進入速度は235が速い。でも舵角が多いので少し失速。
その分205は舵角が少ないのでボトムスピードが3キロ高い。
だが、235は失速した分のロスを取り戻すのが早いんです。
S字2つ目にはすでに互角。
S字3つ目も互角のスピード。
舵角は多いんだけどグリップが良いので205を逆転。
そして逆バン。
ここでは舵角の少ない205がコーナーの中盤で逆転。
奥に行けば行くほど205の車速は上がり、205が120キロに対し、
235は118キロ。ですが、逆バン出口ですかさず235が車速を取り戻し
また互角。
互角の状態でダンロップ。
連続で舵角量の多かった235がダンロップ旋回中に205に逆転を
許すが、デグ1までの左コーナーでまた205を逆転。
実は真っすぐも速い235。
デグ1、
今回は走り方を変えたのであまり参考にならなかったけど、
デグ2の舵角量が丁度拳、1個違う。(勿論205の舵角が圧倒的に
少ない)
デグ2のボトムが205 96キロ 235 94キロ
デグ2立ち上がり、205 110キロ 235 106キロ
立ち上がりが速かった205でしたがやっぱりヘアピンまでには
235が逆転。
圧倒的に舵角が少ない205に対し、舵角の多い235。でも
真っすぐになると235が速いのです。
スプーンも走り方を変えたので参考にならないがスプーン2個目
の挙動は205の方が素直。太い方が若干向きが変えずらい。
ここでは205が逆転するが、やはり登りのバックストレートの先、
130R手前までに235が205を逆転。
100m看板付近で235が194キロ 205が190キロ
で、130R進入
ボトムが235 172キロ 205 169キロ
235速し!
だが立ちあがってからは共に互角。ここで235が
少し失速w ってのは縁石踏んで飛び出し気味(危)(^_^;)
最終シケイン 通称カシオトライアングル
最終手前の100m看板
ここからブレーキを開始するが、205・・・止まらない
っつーか、これはドライバーの腕のせいですね。
205でも止められた筈でしたが235は安定感アリ!
結果シケイン1個目でクリップを外す事になって2個目で
万事休す。
2個目で205 70キロ 235 78キロ(笑)
だがその後の下りで205が少し挽回
結果的にコントロールラインを通過した2台の差は1000分の4秒差。
205 2.31.129
235 2.31.133
(笑)
ま、同じ日に同じ条件でタイヤだけ交換してやった比較テスト
じゃないし、と―しろ―の下手くそ運転なので参考にならない
ですが。(^_^;)
中々鈴鹿なんて走れませんし、丁度同じ銘柄のタイヤで
サイズ変更だけでどれだけ違う?ってのが気になってたので
映像を元に検証してみました。
ま、どちらが速いかは正直分かりません。
でもタイヤが太い方が舵角は増えるけど、ボトムが極端に
下がる事は無いし復帰も速い。吸排気・カム・ECUの書き換え
いわゆる三種の神器を抑えてさえすれば、235くらいのサイズなら
じぇーんじぇん真っすぐだってパワー喰われる事はないってって事。
(寧ろ丁度イイって感じじゃない?)
個人的な見解としては操作感(フィーリング)が気持ちえーか、
わりぃーか?の違いだけのようで(笑)
運転レベル・技術に応じたタイヤサイズ選びと言うのも大事だし
アリでしょう。また単純に太い方がカッコいいと言うのもアリですね。
車遊びにセオリーは無いです。でも最低限はありますよ(笑)
どう遊ぼうかね?
そこは信頼できるショップや先輩の言う事をよー聞くよぉ―に!
ただ僕ら?(ま、僕については)なんか変な美学があるみたいで(笑)
こんな比較検証が出来るのもロードスターならではで面白いですね♪
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