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2014/09/02

やったぜ!!! 遂にトップチェッカー!!

何故かこの朝


俺には根拠のない自信があった


それは『山川くんの優勝』


だが、それを実行するのは俺ではなく『彼』だ


自信を持つ

自信を感じさせるというのは2年前、うちの門を叩きに来た時は
まだ小さかった。


しかしその頃から素晴らしきライバルの存在が居た


大山オートNA6を駆る同クラスの茂木選手だ
彼は時にNA8やNB8よりも速く富士スピードウェイを駆け抜ける男だ

敵は物凄く手強く、つわものである。

その中で山川くんはこの2年で少しずつ自信を大きくして行った。
いつしか彼はあまり茂木さんの事を口にしなくなっていた。
相手に礼節を持ってきた証拠なのか

ただ彼も人間だ

当然ミスもする

『雑念』を捨て去る事が出来ないのは、それはそれで人間らしさだと
俺は思う


2014年8月31日
天候 晴れ
路面 ドライ

富士チャンピオンレース第3戦

予選

ゼッケン23番 JoyアクレMoty's☆NA6 を駆る山川くんは
 
この日一番速く富士スピードウェイを駆け抜けた男になった。

自身ポールは2度目

初ポールの時は2位の茂木選手と100分の5秒差でポール獲得

前戦、第2戦の時は最後の最後ににひっ繰り返され2位。
その時は0.1秒差

今回は100分の7秒差

まさに茂木選手と対等に戦える男になって来た。

そんな彼の成長を感じたのは今年遠征したSUGOだった。
チャンプ戸田選手の背後を捕え走ったあの時の彼のマシンとの
一体感と言ったら、違った。

話が反れたが、そんな彼にはまだ詰めの甘い所があったのだろう

予選は喜ばしきポールだったのだがそれはつかの間の喜び
だった。


ペナルティ


8グリッド降格の痛い通達が下った

エントラント代表の俺とドライバー山川選手はコントロールセンター
に呼び出された


ランオフエリア走行複数回によるペナルティだった


30分間オフィシェル数名とお偉いさんとで話をしたが
覆る事は無い。

しかし、彼の名誉のために言っておくとベストラップを叩き出した
周は脱輪は無かった。

これだけはコースマーシャルがチェックしたシートにも、レ点が
無かった。(初めてあーいうシート見ました)
なのでリザルトのタイム除外については、おとがめなし と
なったが、順位は自身ベストグリッド総合4位から12位へと
転落したのである。

すでに勝負権無し?
戦線離脱?

いや、それを言うのはまだ早い

チームの皆も彼を励まし、彼がプラス志向になるよう応援した

決勝まで俺はあまり声を掛けなかったし、ダミーグリッド
付くときにも声を掛けに行かなかった。

でも写真だけは撮って念を送った(笑)

Dsc_0685

レース、スタート

8周レースが始まった

1周ごとに山川くんは解き放たれてゆく

8グリッド降格なんてのは、すっかり皆の記憶から忘れ去られて
いたに違いない

トップの茂木さんにどんどん追いついてゆく
山川くんに雑念は無かった
スリップを上手く使い、いつしか茂木さんの真後ろまで
マシンを導いてきたのだった。

あとで茂木さんがパルクフェルメで言った言葉が印象的だった

『なんで、後ろ居るの』

 

Dsc_0687

レース参戦してから丸7年

JOYFASTドライバーになってから2年

着実に順位を上げ、実力を示し、初優勝を遂げた瞬間でした

まさしく今日のN-0の主役でした

(やま君、ゴメン(笑))


チームメタボの皆、おめでとう

JOYチームのお客さん、タキちゃん、
そしてメキシコ行っちゃったF原くん、やったよ!

あとで、聞きました

仲間のオフィシャルさんが号泣してたって
中々レースで泣けるもんじゃない

説教部屋で

『決勝応援してるから』


と言ってくれたオフィシャルさん、やりました。



そしてそして、


お腹のおっきい奥様、やりましたよ!ダンナちゃん
これで山川家も一大イベント目白押し
これで元気な赤ちゃん、産んで下さい。

 

Dsc_0692

君はもうちっとお腹引っ込めたまえ(笑)

次の目標は・・・

だな!

Dsc_0690

Special Thanks !!!

Moty's様
ACRE様
GARAGE VARY様
JET STREAM様

 

 

 






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